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日本酒に魅せられた女性たちを追ったドキュメンタリー『カンパイ!日本酒に恋した女たち』 
4月27日(土)からYEBISU GARDEN CINEMAほかで全国順次公開  

■前作『カンパイ!世界が恋する日本酒』(15年)が内外で評判を呼んだ小西未来監督の新作は、日本酒の魅力に取りつかれた女性たちを追った『カンパイ!日本酒に恋した女性たち」。4月27日(土)からEBISU GARDEN CINEMAほかで全国順次公開される。
■小西監督はなかでも3人の女性にフォーカスして描いてゆく。ひとりは、かつて女人禁制だった酒造りの世界に入り、家業を継いで杜氏となった今田美穂さん。感性だけではなく体力も要求される酒造り。今田さんの小柄な身体から発せられる途方もないエネルギーが見るものを圧倒する。
ふたり目はオーストラリアからやって来てその魅力に取りつかれ、日本酒コンサルタントとなったレベッカ・ウィルソンライさん。優れた味覚と臭覚に加えて如才のないソフトな物腰がアンバサダー的な道を拓いてきた。
三人目は東京・恵比寿で日本酒バーの店長を務める千葉麻里絵さん。日本酒に対する情熱は尋常ではなく、蔵元を熱心に訪ね続けることで製造者と強いきずなを築きあげてきただけでなく、新しい日本酒の飲み方を模索し、ほかの飲食店とのコラボレーションも怠らない。 (2019年4月8日 記)

●監督:小西未来 出演:今田美穂/レベッカ・ウィルソンライ/千葉麻里絵 2019年米国=日本(96分) 配給:シンカ
2019年4月27日(土)~YEBISU GARDEN CINEMA/UPLINK吉祥寺ほか全国順次公開


■今田美穂さんはもともと広島の酒造りの家の生まれで、東京でのOL生活を経たのちに故郷にリターン。前杜氏のもとで修業し、珍しい女性杜氏となり家業を継いだ。 品質重視の酒造りを目指し、広島酒米のルーツ「八反草」を復活させる一方、ハイブリッド酵母の開発や魚介類と相性のいい酒の開発など、伝統と革新の両立に心を砕く。女性杜氏の先駆的存在で、広島の蔵元集団「魂志会」のメンバーでもある。

■ニュージーランド出身、東京在住のレベッカ・ウィルソンライさんはSEC日本酒ソムリエ資格を持ち、IWC(インターナショナル・ワイン・カレッジ)のSAKE部門審査員も務める日本酒コンサルタント。イベントや講演を通して内外に日本酒の魅力を広めるアンバサーダー的な役割を果たしている。

■千葉麻里絵さんは「日本酒スタンド酛(もと)」に入社後、利酒師の資格を取得。熱心に蔵元を訪ねることで製造者と強いきずなを築き、造り手と客との橋渡し的な役割を担っている。2015年恵比寿に「GEM by moto』をオープン。日本酒の新たな飲み方や食とのマリアージュにも熱心で、店長として店に立つだけではなく、さまざまなジャンルの飲食店とのコラボレーションもセッティングして活動の場を広げている。岩手県出身。



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